この記事は『今年やってよかったこと Advent Calendar 2021』9日目(6エントリー)の記事です。
毎年マーベル作品が定期的に上映して今年も面白い作品が多かった、と言うのが超雑な毎年の振り返りなのですが、マーベル作品を見ると思い出すのが、「そういえばトニー・スタークって"チーズバーガー"好きな設定だったな」と思いトニー・スタークをリスペクトしてハンバーガーチェーン店全社(14社)のチーズバーガーを食べ比べてレビューしてみました。
デイリーポータルZみたいな内容ですが(笑)、せっかくなので年末にエントリーを書く事にしました。
ちなみにアイアンマンおよびマーベル作品の多くに出てくるハンバーガーは概ね「バーガーキング」です。アメリカではマーベル作品とタイアップしたバーガーキングのCMが打ち出されていました。
各社のハンバーガーを食べて気づいたのは、チーズをハンバーガーに合うように燻製して使っているチェーン店があると言う事、チェダーチーズと同じようなオレンジ色のチーズは大体そうで、市販のチーズと違い味にコクがあります。
チーズに味付け(燻製など)がされていると、肉の焼き具合との相性で、より肉々しさが強調されています。
以降のコメントは、私の食べた感想と各社の相対評価になり、主に「パン」「野菜」「肉」「チーズ」「ソース」「ピクルスの有無」とそれに対する"値段"を見ています。
一応中を開いた写真を撮ったのですが、写真が意外とグロいため少しフィルターしています。
また値段に関しては、各社定期的に値上げをしているため、私が食べた時の金額を参考程度に記載していますが、詳細な価格は店舗情報を参照してください。特にこだわり系のハンバーガー店は店舗によって値段が違うので鵜呑みにしないで下さい。
マクドナルド
言わずと知れた一番メジャーなお店マクドナルド。いつの間にか普通のチーズバーガーは子供用のメニューになっていました。
店舗数が圧倒的に多いため、ハンバーガー🍔を食べようと思った時一番最初に目に付きます。
バンズと具材
バンズ
説明不要だと思いますが、パンは軽くトーストされていますが、柔めに仕上がっているので非常に食べやすいです。子供からお年寄りまで好かれる理由がわかります。
野菜
野菜は申し訳程度の「きざみ玉ねぎ」と「ピクルス」が入っており、野菜の比率に対してケチャップは多めと言えるでしょう。味の全体的な方向性はこのケチャップです。
肉とチーズ
肉(パティ)は薄めで良く焼けていますが食べ易い歯ごたえです。
スライスチーズは固形のままで、溶けているかは待ち時間に依存します。燻製されているため塩味が感じられます。
値段と感想
単品での値段は140円(税込) 圧倒的なコスパの良さ。(ちなみに消費増税で10円ほど値上がりしていました)
最早説明不要、世界で一番売れているバーガー。知りませんでしたがホームページの製品説明が結構こだわって出来ています。
モスバーガー
ここ数年でカフェ展開もしているモスバーガー。ちなみに業界第二位です。肉の味が他と大きく異なるため、味の方向性はマクドナルドと大きく異なります。
パンと具材
バンズ
焼きたてを提供するためか、パンはよくトーストされており気持ち固めで食べ応えがありまう。
野菜
玉ねぎは野菜感がわかる程度の大きさ(中切り)で比較的多めです。
野菜と一対一ぐらいの割合でケチャップが使われています。
肉とチーズ
肉が練り物感のある惣菜のような肉なので、味の趣が他のチェーン店と異なり好き嫌いが分かれるところです。パンに反して肉は柔らかめです。
チーズは細工のない普通のチーズですが、出来たてのため良い感じに溶けていました。
値段と感想
値段は税込255円(232円 +税)です。
本筋とは関係ありませんが、モスカフェを利用した際、配膳がされてなかったりコップが無かったりと、ここ数年ブランド価値訴求においてどっちつかずの立ち位置に陥ってしまっているのが勿体無いですね。
ロッテリア
絶品チーズバーガーが有名なロッテリア。尖り方を考えた新商品開発やキャンペーンに力を入れています。
当然普通のチーズバーガーを頼んでいます。
バンズと具材
バンズ
パンが柔めで、見た目に反してチェーン店で一番柔らかかったです。
野菜
玉ねぎが細かく沢山入っており、ピクルスも入っています。ここも野菜とケチャップの割合は一対一ぐらいで、味は甘みと酸味を両方共感じる印象でした。
肉とチーズ
肉は見た目がかなりごつく独特ですが、マックと似た味付けの普通のパティです(見た目の印象との差かも知れません)。
チーズは燻製されていて塩味があり、チーズにおいては他と比べると一日の長があるかなと言った印象です。
値段と感想
値段は税込253円(230円 +税)です。
見た目の割に、味は一番印象に残りにくいというかベーシックなバーガーだったのに、出来上がりが比較的遅かったのが気になりました。
他社に比べると全体的に薄味というかコクを求めない人は好きだと思います。
バーガーキング
比較的巨大なバーガーを出すバーガーキング。わかりにくいですが、バーガーキングは普通のチーズバーガーとワッパー系のチーズがあります。
写真は左がワッパーチーズで右がチーズバーガー、サイズの差は歴然です。
バンズと具材
バンズ
パンは厚みのあるパンで食べ応えがあります。パンの密度が濃い感覚です。
野菜
普通のチーズバーガーの方は野菜がピクルスしか無いっていないためシンプルですが、パンと肉に弾力があるため食べごたえがあります。
ワッパーの場合ふんだんに野菜が入っています。厳選された食材なのか野菜のクドさはなく食べやすいですが、輪切りのオニオンが入っており、これが辛味を持っているため中和する様にソースが甘口に出来ています。素材同士の「甘味、辛味、塩味」がそれぞれを際立っています。
肉とチーズ
ちなみに肉(パティ)は直火焼きしているそうで、気持ち程度ですが手作り感のある作りです。
チーズバーガーを中腹まで食べた時にチーズの温度と野菜、肉、チーズ、バンズの味がかみ合っているのがわかる味わいです。
値段と感想
ワッパー®チーズ 単品 590円(税込)
ワッパーJr.®チーズ 単品 410円(税込)
チーズバーガー 単品 200円(税込)
ソースと野菜の相性から、全体的に甘めの味付けになっています。現在メニューを見るとチーズバーガーがないため、なくなったか子供向けにシフトされたかもしれません。
ファーストキッチン・ウェンディーズ
ハンバーガーに限らずハンバーガーチェーンとしては珍しくパスタを提供しており、多彩なメニュー展開をしているファーストキッチン・ウェンディーズ。
合併したため念の為両方確認しに行きましたが、共に同じ物が出て来ました。だいぶ前から子供向けメニューとしてのみ用意されているため、レジで「子供向けですがよろしいですか?」と聞かれかなり頼み辛かったです。
バンズと具材
バンズ
パンの弾力はふかふかしているものの、食べた時の硬さは普通で味も普通です。パンは切れ目が入っており、きのこの傘のような形になる焼き方がされています。
野菜
野菜まったくなし!トマトケチャップのみ!チーズは塩見があり味付けされています。野菜が一切ないためケチャップ味で全体的に甘めです。ケチャップの甘さが全体の方向感になっており完全に子供向けです。
肉とチーズ
肉はよく焼きなのか弾力が強過ぎて硬く、また塩味は感じにくかったです。(固さ的に子供の食育には良いかもしれません)
値段と感想
単品で290円(税込)でした。
ウェンディーズ・ファーストキッチンのハンバーガーは400円台〜と他のハンバーガーチェーンよりも高価格帯に設定しており、更にパスタも500円台〜と客単価の引き上げを狙っているようです。
子供向けとして用意され、かつ中身がほとんどないのにマックの倍以上の値段設定はコスパが悪いです。
試しに他の〇〇系バガーも食べてみたしたが、味は普通ですがやはり肉が良く焼きなので、食感が強くあるのが好きな人にはお勧めです。
フレッシュネスバーガー
程々に良い商品を作る印象のフレッシュネスバーガー(度々話題になるコロワイド系列)。
商品に「クラシックチーズバーガー」と「フレッシュネスチーズバーガー」がありますが、「ベーシックなチーズバーガーありますか?」と尋ねたらフレッシュネスチーズバーガーを勧められたのでそちらになります。
ちなみにこの2つは肉が違うそうで、クラシックチーズバーガーはクラシックパティと呼ばれる肉を使用しており肉厚で高級なお肉だそうです。
バンズと具材
バンズ
パンはthe普通の硬さで、丁度良くトーストされていました。厚みも硬さも手本のような形だと思います。
野菜
国産の野菜がしっかり入っており、「酸味、苦味」と言ったクドさは一切ありませんでした。
ピクルスは刻んで入っているため風味があるものの気になりません。
肉とチーズ
チーズはしっかり溶けているため塩味は少なめで、肉も味と硬さ(コシ)共にしっかりしており、素材それぞれの相性が考えられているのがわかります。
値段と感想
値段は480円(税込)でした。
全体的に素材が上手く噛み合っており、全店舗を比べた中で高レベルでバランスの取れたチーズバーガーでした。あまりにバランスよく出来ていたので感想がないほどです。
クア・アイナ
ハワイ生まれのグルメバーガー専門店「クア・アイナ」本格的なハンバーガーです。
パンとチーズが数種類から選択可能など作成内容が選べることもあり手作り(クラフト)感が味わえます。
店員さんとやりとりした結果、一番ベーシックなカイザーロールとチェダーチーズの組み合わせを選択しました。
バンズと具材
バンズ
パンはしっかりとトーストされているだけでなく、中身が詰まっておりちゃんとしたコシ(歯応え)があります。(ちゃんとしたパン屋のパンっぽい)
野菜
玉ねぎが綺麗に焼かれており、見た目が美しいですね。熱を通している事もあり辛味が殆どありません。葉のものはグリーンリーフで邪魔しない歯応え、トマトは酸味がきちんとあります。
肉とチーズ
肉はベーシックな作りですが明らかにちゃんとしたハンバーグとして練ったパティなので、他と比べると味のレベルが1段階高い印象です。
チーズは後味として残るほどコクや味わいがあります。
値段と感想
値段は税込1020円(928円+税)でした。
ネットのメニューに税込み1,010円と記載されていましたが何故か高かったです(笑)。
写真の通り、開かれた状態で提供されるのですが、全体的に塩味はほどほどのため、お好みでケチャップとマスタードを追加して白い紙で包んで食べます。
一見シンプルなように見えましたが、値段相応に完成度が高く一番美味しかったです。(リピートしました)
注文から作成するため10分弱ほどかかると言われましたが実際にはそんなにかかりませんでした。
ドムドムハンバーガー
(A&Wを除けば)日本初のハンバーガーチェーン店であり、2017年6月30日まではダイエーの子会社だった株式会社オレンジフードコートが運営していました。
当時アメリカマクドナルドと双方の出資による合弁会社を設立する予定でしたが、ダイエーの創業者である中内功がガメついせいで破談となってしまい、ダイエーが独自の研究下でハンバーガーチェーンを展開することとなりドムドムハンバーガーが生まれた訳ですが、ご周知の通りダイエーは経営不振に陥り、現在はイオングループの完全子会社となりました。
そしてこの影響は大きく現在、東京都内では3店鋪しか存在しません。
バンズと具材
バンズ
パンの色味が白いですが、内側が軽く焼けているのが分かるほどトーストしています。トーストされている割に硬さ大きさともに普通です。
野菜
小さめのピクルスと、気持ち程度の玉ねぎが入っており、ケチャップは甘みを感じます。ケチャップはピクルスの少ない酸味と合っていました。
肉とチーズ
肉は良く焼きで、食感がきちんとあります。肉の味の趣は唯一モスバーガーに近い味をしています。
チーズは小細工のない普通のチーズですが写真が悪いです。すいません(__)
値段と感想
イートイン 税込280円(255円+税)
テイクアウト 税込286円(260円+税)
昔碑文谷に店舗があった時以来数十年ぶりに食べました。(碑文谷店は現在閉店しています)
方向性はモスバーガーに近い感じで、味は独特にまとまっているのが良いところだと思います。変わり種のハンバーガーが面白いので見つけたら食べてみて下さい。
シェイクシャック Shake Shack
ニューヨークに本社を置くお洒落なハンバーガー店で、店舗もお洒落な街に出店していますが、2000年にマディソン・スクエア公園で始めた屋台が起源です。
「ベーシックなチーズバーガーありますか?」と尋ねたところ、「ShackBurger®がそれに当たります」という説明を受けたのでこれを食べました。
店舗一覧 LOCATIONS | シェイクシャック Shake Shack
バンズと具材
バンズ
パンはやや硬めで気持ち程度のトーストだったので、パンの硬さは密度から来るパン本来硬さのようです。見た目もそうですがハンバーガーの手本のような食感だと思います。
野菜
トマトとレタスと独自のソースが入っており、ピクルスは入っておらず「酸味、苦味」はなく甘味がある程度でした。肉の塩味と相殺する感じに作られています。
肉とチーズ
肉(アンガスビーフ)も味と硬さ(コシ)共にしっかりしており、チェダーチーズが柔らかめにアレンジされているのか、肉に張り付いていて、開いてしまうと見てくれは良くありませんが、肉の塩味を強調する考えられた味付けになっています。
値段と感想
値段は760円(税込)でした。
全体的な相性が考えられ、素材が上手く絡み合っている上手く纏まっている商品だなというのが率直な感想です。値段はやや高めで相応にバランスが取れており、高レベルでバンランスの取れたチーズバーガーでした。
本筋ではありませんが、シェイク・シャックのミルクセーキは非常に有名なので飲んでみて下さい。
Becker's
JR東日本の子会社であるJR東日本クロスステーションフーズカンパニーが経営するハンバーガー・ベーカリーカフェのチェーン店になります。
「レストランクオリティのハンバーガーを提供するファーストフードレストランがコンセプト」と言っているだけ合って、ジャンクフードとしてのハンバーガーとは方向性が多少異なります。
バンズと具材
バンズ
パンは一番しっかりトーストされており、内側も外側も焦げ目がついていいますが食感は硬くない普通の歯応えです。良く焼けだったため多少焦げの味がしました。
野菜
刻んだピクルスが同じく刻んだ玉ねぎと一緒に入っています。トマトケチャップとピクルスの味が強く、しっかり酸味を感じます。チーズはおそらくチェダーでトマトとピクルスと合う作りになっていました。
肉とチーズ
肉もよく焼きですが硬くはなく、塩加減+チーズと合間って肉肉しさを感じさせます。
値段と感想
値段は単品180円(税込)とかなり安いです。
値段の割によく出来ており、パンがよく焼けなのがレストランっぽい味を演出しているなと感じさせました。店舗のオペレーションによると思いますが、焼き過ぎているケースもあり、その時はやや焦げ感がありました。
ちなみに通常のチーズバーガーとこだわり系のホワイトクリームチーズバーガー両方食べてみました。通常の方が想像するチーズバーガーで美味しかったですが、こだわり系のホワイトクリームチーズバーガーはホワイトクリームがくど過ぎるせいで全体のバランスを崩してしまいもったいない作りです。
カールスジュニア
1941年に南カリフォルニアで誕生したアメリカのハンバーガーメーカーの1つです。明確なチーズバーガーがキッズ チーズバーガーしかなく、店員に聞いても答えられなかったので厄介でした。子供向けのジュニアチーズバーガーとザカールと呼ばれるチーズが入ったベーシックなハンバーガーの2つを食べています。写真上がジュニアチーズバーガー、下がザカール。
ザカール バンズと具材
バンズ
パンは軽く温めていますがトーストというほどではないです。味と食感はデパートの惣菜パンに近い印象です。
野菜
ソースはタルタルに近い作りでピクルスが細切れになって混ざっています。酸味も甘味も他と比べてかなり少なく印象がありません。
肉とチーズ
肉は硬いだけで肉肉しさが薄く、チーズの印象も殆どありませんでした。
ジュニアチーズバーガー バンズと具材
バンズ
パンは大人向けと同じ味と食感でした。
野菜
注文する時具材で抜くものはあるかを聞かれます。
玉ねぎはシャキシャキ、ピクルスは輪切りで入っており味がちゃんとするものの大して酸っぱくないです。むしろケチャップの甘さが勝っていました。全体的にケチャップのおかげで味の方向性は明確になっています。
肉とチーズ
こちらも肉は味薄めで印象が全くありませんでした。チーズはケチャップとあっている感じがして子供向けな味付けです。
値段と感想
ザカール 単品650円(税込)
ジュニアチーズバーガー 単品320円(税込)
ザカールは値段がそれなりにするにもかかわらず、味がぼんやりしており全メーカー中一番バランスが悪く、値段から考えると大して美味しくなかったです。全メーカーを比べてしまうと一番改善の余地が多い印象でした。
ジュニアチーズバーガーはケチャップの風味が強い、多くの人が想像するチーズバーガーの味でわかりやすいです。
ドリンク付きはドリンクバーなのと、オニオンリングかカリカリで酒のつまみに丁度良いなど、サイドメニューが非常に良かったです。
UMAMI BURGER
名前は日本語のうま味に由来していますが、カリフォルニア州のロサンゼルスに1号店をオープンしたアメリカ系のハンバーガーチェーンです。ここも明確なチーズバーガーはありません。ここも店員に聞いても答えられなかったので、一番ベーシックに近い形でチーズが入っているCALI BURGERをチョイスしました。
バンズと具材
バンズ
パンは内側だけかなりトーストされていますが、全体的に密度が高く気持ち硬めです。(こちらもちゃんとしたパン屋のパンっぽい)
野菜
玉ねぎとトマトが入っており、どちらも苦味や酸味は感じませんでした。また「レタスは超シャキシャキ」です。
ピクルスは硬くソースと合わさって酸っぱさがあり、一番下に輪切りで入っています。見た目と硬さで最初キュウリかと思ったほど独特でした。
肉とチーズ
肉は厚めですが、弾力は普通で食べやすく、味は肉肉しさ控えめですが、チーズと合わさって塩味を感じます。チーズはアメリカンチェダーチーズです。
値段と感想
単品税込 CALI BURGER 1408円
値段が店舗により違うようなので注意して下さい。メーカーが旨味成分を最大限に引き出す調理法で作られるバーガーと言っているだけあり、高レベルなバランスで出来ていますが、全体的に値段が高いです。
またサイドメニューのポテトがかなり細切りですが大量に入って食べ応えがあります。
TORIKI BURGER(トリキバーガー)
最近できたばかりの新進気鋭のハンバーガー店で、名前の通り「鳥貴族ホールディングス」が新業態として営業しているチキンバーガー専門店です。新規のため、まだ店舗が1店舗しかないためチェーンでは無いのですがおまけです。
厳密にはチーズバーガーという商品はありませんでしたが、トッピングにチーズがあるため「トリキバーガー+チーズ」として食べています。
TORIKI BURGER(トリキバーガー) | チキンバーガー専門店
バンズと具材
バンズ
パンはやや硬めで程々にトーストされており、他の具材の硬さとバランスを取るようなやや硬めで出来ています。
野菜
野菜はレタスだけで独自のソースが入っており、ピクルスは入っておらず「酸味、苦味」はなく、他と違いを感じたのは歯応えを演出するつくりだと感じたことです。おそらく鶏肉がフライになっているためそれと合うような硬さと量を工夫している印象です。
肉とチーズ
肉は当然鶏肉で胡椒和えのフライになっており、これだけで十分なほど出ています、チーズがいい感じに解けるため、鶏肉のフライと上手く絡んで、チーズの甘味とフライの塩味が相乗効果で美味しくなっていました。
値段と感想
単品価格390円+トッピング50円で440円でした。
正直新進気鋭で舐めていた節があったのですが、食べてビックリ、値段的に一番おししいまであるという感想でした。他と違い肉が鶏肉なので単純比較はできませんが、少なくとも鶏肉に関しては一日の長があり、値段から考えると他系列の鶏肉系のハンバーガーより確実に美味しいです(ただし変わり種系はまだまだ改良の余地があるので注意して下さい)。
サンテオレ
以前の店舗ブランド名は明治サンテオレでしたが、吸収合併と新規会社設立に伴う譲渡があり明治グループを離脱し名前がサンテオレになりました。
もはや店舗が「神奈川県日本大通り駅店」と「千葉県東金店」しかなく。もはやフランチャイズチェーンではないのですがおまけです。
バンズと具材
バンズ
パンは軽めにトーストされており、食感は普通からやや硬めの間くらいです。
野菜
小さめのピクルスが輪切りで1枚入っており、しっかり酸味があります。一番下に細かく刻んだ玉ねぎが入っています。
ケチャップの味はしっかりとするので、これが味の方向性になっています。
肉とチーズ
肉はモスと同じ惣菜系の味で、食感はやや柔らかめです。チーズはケチャップと相性が良いものの印象に残るほどではありませんでした。
値段と感想
単品価格 400円(税込)
食べ始めた時は多少不安だったのですが、食べ終えた後の感想は"悪く無いな"というものでした。ただ内容量から考えると割高感があります。
セットはフライドポテトをオニオンリングに変更可能です。
終わりに
「トニー・スタークにあやかってチーズバーガー食べるぞ!」ぐらいの軽い気持ちだったのですが、改めて一通り食べてみてみると、各社味や素材だけでなく、抜本的にメニューが異なるため、純粋比較し考察するのが難しかったです。
チェーン店によってシンプルなハンバーガー系は、全て子供向けメニューとしている店舗が増え、シンプルなメニューが食べたい時に頼み辛いのは正直気分がよくありませんでした。
また、こだわり系のお店は、レジの店員さんが質問に対して的確に答えられないのも煩わしいなと感じました。
個人の好き嫌いが分かれるのも納得で、値段が高くなるほど野菜と肉の質が高くなるため、味のレベルが上がる傾向にありますが、素材のまとまりが無くなったり、1つの素材が極端に強すぎると味と値段にバランスが破綻したります。
今回はチェーン店だけでしたが、ハンバーガーカルチャーというのは進化しているので、ハンバーガー専門店の味比べも面白いです。
自分の味覚と向き合う機会はやっておいて損はないです。