骨格診断という胡散臭い単語は2015年あたりから登場し、Instagramなど画像コンテンツの台頭と共にいまだにアパレル界隈で使われています。
日本人と欧米人の比較ならともかく、同一民族で"骨格の大小"と"歪み"以外に違いが出るほどの差があるとは考えにくいです。
診断ビジネス
この骨格診断という謎のワードは、体型の話をすり替えているだけです。
しかも診断内容と、それに合う服の説明がデタラメです。
体型別に苦手なシルエットは存在していますが、体型が影響する素材をカテゴライズするのは無理があります。
素材ベースで合わないものがあるのであれば、かなり特殊なもです。むしろ似合わない人ではなく、似合う人が限定されるものでしょう。
漠然とどうしたら良いか分からない思考停止した女性はかなり多く、こう言った人たちに真実相当性は関係なく「手っ取り早く正解をくれるもの」に飛びつきやすい傾向があります。
最近はネットで衣料品を購入する人が増えた事もあり、カテゴライズをすることで購入し安くされています。これは衝動買いをしない対処法と真逆です。
思考停止した人たちをビジネス的にハメ込める診断ビジネスは、現代の購入形式に沿ったお金儲けとして使えるわけです。
体型
体型を大きく分けると「貧相、グラマー、寸胴」に分類できます。
「あなたは貧相なので⚪︎⚪︎が合ってます」とか「あなたは寸胴なので△△が合ってます」などと店員が言えるわけがないので、すり替え表現になったと推測出来ます。
骨格だと言い切ってしまえば、努力もせずにだらしない体型をしていても、改善する努力を放棄するのでタチが悪いです。
貧相な人や、寸胴な人は四の五の言わずに体を鍛える努力をした方が建設的です。
ボディービル選手やライザップのbefore afterを見れば分かる通り、肉付きや筋肉によってのみ見た目が大きく変わるのは明らかです。
服選びのポイントは、サイズ(ジャストサイズ)と色です。
自分がいいと思う人を完璧に模倣するところから始めるしかないのです。