カーブトレッドミルは、ユニークな弧の形から、より自然な足の運びを模倣し、フラットなトレッドミルと比較して多くのカロリーを消費できる可能性があります。
カーブ型トレッドミルは、平坦なトレッドミルと比較して、より自然な足運びを再現できるため、消費カロリーが高くなる可能性があります。
また、自分のペースを自由に設定でき、屋外の地形に近い運動シミュレーションが可能です。
しかし、バイオメカニクス的、運動学的な観点から、平坦なトレッドミルよりも優れているという決定的な証拠は限られています。
どちらがより多くのカロリーを消費するのか?
強度の性質から、カーブしたトレッドミルはフラットなトレッドミルよりもカロリーを消費し、よりタフで効率的なワークアウトを短時間で行うことができると考えられています。
しかし、研究結果はどうなっているのでしょうか?
ProQuestが発表した研究によると、メーカーはカーブしたトレッドミルで運動することで、平らなモーター付きトレッドミルよりも30%多くのカロリーを消費できると考えているそうです。
この研究では、女性アスリートがカーブドトレッドランニングとモーター駆動のトレッドランニングを比較したところ、有酸素運動能力とカロリー消費量が増加したことがわかりました。
イースタンワシントン大学で行われた別の研究では、参加者がカーブとモーター付きのトレッドミルを使って時速3マイルで10分間歩くテストを行いました。
その結果、カーブドトレッドと電動トレッドミルでは、消費カロリーとRPE(自覚的労作率)が大きく異なることがわかりました。
また、男性ランナーを対象とした研究では、カーブしたトレッドミルでは心拍数、VO2 max(運動中の酸素摂取量)、RPE、ケイデンスレートが高くなることがわかりました。
その結果、カーブしたトレッドミルでのランニングは、生理学的、知覚的なレベルでより多くのことを要求しますが、結果、ランニングエコノミーの効率も悪くなることが分かりました。
結論として、現在の研究では、カーブしたトレッドミルでのトレーニングは、より身体的な負荷が高く、より高いカロリー消費をもたらす可能性があるとされています。
まとめ
カーブドトレッドミルとフラットトレッドミルのどちらを選ぶかは、個人の好みや目標によって異なります。
カーブドトレッドミルは、より自然な感触で高強度のワークアウトができ、フラットトレッドミルはスプリントスタートや加速、リハビリテーションに適しています。
トレッドミルの種類にかかわらず、トレッドミルの使用はコンディショニングと心肺機能の向上に有効です。