オリジナルのNew Balance SuperComp Trainerは、お気に入りのランニングシューズのひとつです。
モンスター級のスタックハイトを持ち、コーナーでは少し不安定でしたが、大きな反発力があり、長い距離を走りたくない日にも楽しいシューズでした。
このシューズの第2弾であるニューバランス スーパーコンプトレーナーV2は、スタックハイトを下げ、アッパーを改良し、前モデルよりもかなり軽くなっています。
最高のランニングシューズや、最高のカーボンファイバーランニングシューズと比べてどうなのか?
詳しく知るために、ロングランから、より速いテンポのセッションやトラックでのスピードワークまで、幾つかのシュチュエーションでテストしてみました。
デザインとフィット感
New Balance FuelCell SuperComp Trainer V2は、巨大なスタックハイトとFuelCellミッドソールフォームの巨大なくさびを持っていた前モデルとは違って見えます。
V2はFuelCellフォームとフルレングスのカーボンファイバープレートを持っており、フォームの層の間に挟まれています。
ニューバランスによると、このシューズには「エナジーアーク」テクノロジーが採用されており、シューズの中央を通る中空のチャネルを効果的に利用し、エナジーリターンを向上させるように設計されていると言います。
ワイズDのシューズで、通常履くサイズと同じサイズで履きましたが、つま先部分に十分な余裕があります。
アッパー
前述したように、このシューズのミッドソールにはニューバランスのFuelCellミッドソールフォームが使われています。
FuelCellフォームはソフトで弾むような履き心地ですが、過度なふかふか感はなく、このシューズに沈み込むこともなく、カーボンプレートがシューズのかなり高い位置にあるため、バネがしっかりしています。
とはいえ、決して固すぎるわけではなく、トレーニング用にデザインされたシューズに期待されるような、ふっくらとしたクッション性を備えています。
アウトソール
スーパーコンプ・トレーナーV2のアウトソールに変更はありません。
グリップ力はそれほど高くなく、アウトソールの前足部とかかと部には2本のラバーストリップがあり、ミッドソールのカットアウトを囲むように配置されています。
濡れたコンクリートやトラックで靴が滑るという問題はありませんでしたが、トレイルランで何マイルもこの靴を履くことはないでしょう。
パフォーマンス
個人的に最初のモデルほどは気に入っていません。
最初のモデルと比べると、ミッドソールは間違いなく良さの一部を失っています。
軽くなったのは確かですが、走ったときの心地よく興奮する感覚はありません。
楽なマイルランやロングランに最適だと言えます。
柔らかく、弾力があり、疲れた足で走るのが少し楽になります。
安定感は増しましたが、より低く、より軽くなったからといって、より万能になったとは思えません。
このシューズを履いてテンポ良く走ることはできましたが、レース当日に速く走ろうとするときに手を伸ばすシューズではないでしょう。
ハーフマラソンのレースで初代スーパーコンプ・トレーナーを履きましたが、スーパーコンプ・トレーナーV2の方が間違いなくトレーニングシューズだと感じます。
このシューズは足元がソフトでクッション性があり、走っていて楽しいです。
様々な距離のトレーニングを1つのシューズでこなしたいと思っているなら、簡単な距離ならこなせますし、カーボンプレートなのでペースを上げたいときには上げられます。
まとめ
New Balance FuelCell SuperComp Trainer V2は初代モデルと比べて練習向けのシューズです。
フルカラーバックパック(FBP)と呼ばれる高反発材料で作られた中底部分が特徴的で、FBPは衝撃吸収性が高く、足首への負担を軽減します。
FBP以外にもNew Balance FuelCell(NFC)というエネルギー吸収材料が使用されており、足首への衝撃吸収も向上しています。
また、このシューズにはNFC上部部分にあるカーボンファイバープレート(CFP)が搭載されており、足首への衝撃吸収だけでなく走行時の安定性も高めています。
フルカラーバックパック(FBP)上部だけでで構成されており、重量感がありますがバランス感覚も良いです。
マラソントレーニングやロードトレーニングに適しており、「マラソン」では「速度」、「ロード」では「「疲労回復」、「トレーニング」では「快適さ」という3つの目的に対応しています。